エステとは


「エステ」「エステティック」は一緒?

「エステ」と「エステティック」。
現代では、共通の意味を持つ言葉として当たり前のように使われています。

なぜ、2つの呼び方をしているのでしょうか?

2つは、どちらが先に生まれた言葉でしょうか?
「エステ」という言葉があって、その進化系で「エステティック」なったのか?
「エステティック」という言葉があって、その略称として使っているのか?

それとも元々は、お互い全く違う意味を持つ言葉だったけど、
いつの間にか民衆の間で共通の意味を持つようになったのか?

あるいは、何か別の理由があるのでしょうか?

皆さんもちょっと考えたり想像しながら、お付き合いしてみてください。


これからするお話しは、

《エステの語源》の「エステとは」 なお話しです。


「エステ・エステティックのお話しは」別の場所でお話ししたいと思いますので、ここでは割愛しますね。



さて、《エステの語源》の「エステとは」なお話しに戻ります。
この語源は、諸説ありそうですが、私が調べていて、とても興味深く、ドキドキワクワクした説をご紹介したいと思います。


自由闊達で高潔なイザベラ


ルネサンス期を生きた「最高の女性」


その女性の名は “イゼベラ・デステ(Isabella d'Este)”と言います。
ルネサンス期を生きた「世界最高のファーストレディ」と称賛されてた人物です。

イザベラは、イタリアの貴族の女性で、
人格者というにふさわしい人物でした。

高い教養と知性と芸術・美的センス、政治にも大きな影響を与えました。
それに加え 洗練された容姿 。

イタリアでは、老若男女問わず《憧れの女性イザベラ》と広まり、
遂にはフランスの王妃 アンヌ・ド・ブルターニュ までもが、
イザベラが着ていた胸の部分(デコルテ)が大きく空いたドレスを、
マネをした 何ていうという史実も残っています。

もうお気付きの人もいるかと思いますが、



この人物こそ 《エステの語源となった人物》です。



改めて、もう一度、名前を言います。

その女性の名は “イゼベラ・デステ(Isabella d'Este)”と言います。



d'Este = デステ(家)…?



イザベラの貴族家門名は、

《エステ(家)》です。
「エステ」の語源は、イザベラの貴族家門名です。


《エステ家》の “イザベラ” が、ルネサンス期を生きた「最高の女性」だったのです。
ちなみに〈エステ家の別荘〉 は、世界遺産に登録ていますよ。
素晴らしい建物です。これだけでもエステ家の凄さがわかりますよ。



『高い教養、知性、芸術・美的センス。そして美しい容姿』
などを兼ね備えた《(イザベラ)エステ》に誰もが憧れを抱きました。



そして、『高い教養、知性、芸術・美的センス。そして美しい容姿』など
〈美学を持って身に着ける事〉を、イザベラに敬意を込めて民衆の間でも
《エステ》呼ぶようになりました。

イザベラが残した《エステ》とは、このことからも分かるように、
どの分野にもある〈美学の本質を追求し自分(人生)を通して表現する事〉なのです。


すなわち、


『エステ=美学・審美学・芸術的なセンス』


と、言えます。


《エステ》って元々は、美容に限らずもっとスケール大きな意味を持つ言葉だったんですね。


《エステの語源》の「エステとは」なお話しでした。
ご清聴ありがとうございました。

余談ですが、レオナルド・ダヴィンチにイザベラは、自画像を描いてもらっています。
そして、あの謎の多い『モナリザ』のモデルは、イザベラではないか?という諸説も有力なんだそうです。

エステティシャン の頂点の イザベラ・デステ が、『モナリザ』のモデルであって欲しいなあ。。。

…と、ここでお話しをおしまいにしようと思いましたが、もう一つ関連した興味深いお話があります。

エステ家とメディチ家

同じルネサンス期を生きた超有名な貴族がいます。


その名も、《メディチ(家)》です。


このメディチ家という名前の響き…。
何かに似てませんか?
そう!!

「メディカル」の語源になったと言われています。



「メディカル」とは、「医療・医学・医薬」を意味する言葉ですよね。


イザベラの生きていた時代にはもう銀行家で、大富豪になっていて黄金時代でした。
しかし、メディチ家の先祖は、もともと薬問屋か医師であったのではないか?という説もあるようです。



「エステ」「メディカル」と、この時代(ルネサンス期)から、
呼んで使い分けていたんだと思うと、ドキワクが止まりません。



どちらも諸説であり、明らかにされている訳ではありませんが、夢がありますよね。